2015年現在の最新情報です。
彼らはここ数年でできたチームではなく古くからやっている車金融詐欺集団です。
構成メンバーは下記の通り。
■武藤竜一
■青山(青山自動車)
■杉田工(本名:廣岡工)日本杉田工業株式会社専務
■長谷川
■深山
彼らの詐欺手口は2つです。
①オーバーローン詐欺
彼 らは車ローン会社と組んでおり、まずお金に困っている人間を見つけて「お金を作ってあげるからローンを組みなよ」とその人間に高級車のローンを組ませま す。ただしお金を作ってあげる条件として購入した車も担保として彼らに渡すことになります。ローンの審査が無事に通ると、彼らにはローン会社から報酬が振 り込まれます。この報酬からローンを組んだ人間にお金を渡すのですが、実際には約束していた金額よりかなり少ない金額しか渡しません。当然ローンを組んだ 人間は「約束が違う!」と怒ります。すると、あとでちゃんと追加で渡すと言い残します。しかし、そのまま音信不通になります。なぜ、少しでもお金を渡すの かというとお金を受け取ればそのローンを組んだ人間も自分の意思でローン契約に同意したことになり詐欺が立証しにくくなるからです。これにより被害者は ローンを払い続けないといけない羽目になり泣き寝入りするしかない状況に追い込まれるのです。
②金融車販売詐欺
続いて彼らが仕掛 けるのは①で獲得した車を販売します。こうして出来た車を通称金融車と呼びます。ローンが残っているため名義変更ができない車ですが高級外車のため購入希 望者がいます。この車を利用して彼らが行う詐欺が多重販売詐欺です。どういうことがいうと、今彼らの手元に①でこしらえたベンツがあります。これを購入希 望者のAさんに市場価格の半額で販売します。(※銀行振込は証拠が残るため現金一括払いを推奨してきます。)ここでまず一発目の儲けです。しかし、ここで 彼らは終わりません。販売から1週間後くらいに「メンテナンスを無料でしてあげます」「希望ナンバーに変更してあげます」などの口実でAさんからベンツを 預かります。これでイッチョ上がりです。残念ながらこの時点でAさんに二度とベンツは戻ってきません。彼らと連絡も取れません。ではその預かったベンツは どこに行っているかというと、すでに彼らには次のお客であるBさんがいて、Bさんに同じく市場価格の半額で販売してしまいます。ここで2発目の儲けです。 そして、またBさんから何かしらの理由をつけてベンツを預かる。ここから先は繰り返しです。AさんもBさんも自分が騙された!と気付きますが、持って行か れたベンツは自分の車ではない(他人名義)のため被害届を出そうにも出せないのです。結局、①の被害者同様、泣き寝入りするしかない状況に追い込まれるの です。
以上が彼らの犯罪手口となります。
一見すると、①も②も解決の糸口がないように見えますが、中には彼らと販売契約書を交わしていたり彼らから領収書をもらっていたりする被害者もいると思います。その場合、取り込み詐欺や窃盗罪として立件することが可能となりますのであきらめないでください。
すでに各警察署で彼らの逮捕に向けて動き出しています。少しでもお金を取り戻したい方たちは何罪で立証できるか真剣に考えて警察に行ってください。
不明なことがあればここに書き込んで少しでも立件できるかを被害者全員で考えましょう。